長野市長よりご挨拶
長野市長 加藤久雄- 今年で第51回を迎える「長野びんずる」が、関係する多くの皆様の御尽力により盛大に開催されますことに心からお喜び申し上げます。
このお祭りは、昭和46年1月に、「市民総和楽・総参加」の理念のもと、長野青年会議所が中心となり企画され、同年8月7日に第1回が開催されました。踊りのために道路が開放されるなど、当時としては大変画期的な取組が幾つか行われ、全国の市民祭の先駆けとなりました。
昨年は、節目の第50回でありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により残念ながら中止となりました。昨年から続く社会経済活動の停滞は、観光、宿泊、飲食、交通など様々な分野の消費や雇用に深刻な影響が及ぼしていますが、先行きの見えない不安が続くこのような時だからこそ、明るい未来への希望が必要です。
第51回「長野びんずる」が感染防止対策をしっかり講じた上で開催されることにより、人々が前向きな気持ちを取り戻し、コロナ禍を乗り越える思いを表す場となることを期待します。
また、今年のスローガンである『「勇躍」~想いを届ける活力となれ~』の言葉どおり、この「長野びんずる」が、ひととまちに活力をもたらし、明るい未来へと繋がることを願います。
結びに、第51回「長野びんずる」の開催にあたり、関係者の皆様の御協力に心から感謝申し上げますとともに、お祭りの成功を御祈念申し上げ、あいさつといたします。
実行委員長よりご挨拶
第51回長野びんずる
実行委員会実行委員長
長野商工会議所会頭 北村 正博
- 長野びんずるは、長野の夏の風物詩として昭和四十六年に「市民総和楽・総参加」の基本理念のもと、(公社)長野青年会議所が中心に企画され、長野市、商工会議所と連携して誕生した「市民祭・夏祭り」でございます。
以来、先人の皆様の情熱と英知の積み重ねにより、市民の皆様に親しまれ、誇りある祭りへと成長してまいりました。
昨年は第50回の記念回として盛大に開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、やむなく「中止」と判断いたしました。今年の第51回は、できる限りの感染予防対策をした上で開催することを実行委員会総会でご承認いただきました。
今回は、「勇躍」~想いを届ける活力となれ~をスローガンに掲げ、この長野びんずるに関わる全ての方々が、この長野びんずるを契機に前向きな気持ちを取り戻し、市民一人ひとりの想いをひとからひとへ、ひとからまちへ伝え感じることで、市民の活力となるよう計画しております。
前述のとおり感染予防対策として、市民の皆様にはインターネット中継ををご覧いただく「おうちでびんずる」を呼び掛け、極力人との接触を減らし、連の進行についても、より広くスペースを確保できる長野大通りと昭和通りで実施し、参加する人は、飲酒や酒類の持ち込みを禁止とし、新正調踊りでご参加いただく等、例年になく厳しい参加条件となっております。安心安全な長野びんずる開催のためご理解を賜り、今回の長野びんずるを契機に皆様が活力を取り戻されるよう願って止みません。
結びとなりますが、第51回長野びんずるの大成功に向け、皆様の格別なるご支援とご協力をお願いいたしまして私の挨拶とさせていただきます。